テーマ
グローバルな社会・経済的危機と犯罪統制政策−地域・国家間の比較
グローバルな経済危機は社会と国家の構造に大きな変化をもたらしています。その変化は、犯罪状況にも影響を与えているでしょう。そして世界各国は、どのような犯罪予防戦略でその変化に臨んでいるのでしょうか。本大会は、犯罪と犯罪予防戦略の状況を、地域・国家間の比較を中心に解明しようと試みます。
大会テーマのもとに4つの全体会トピックを設定します。
毎午前中開催される全体会では、それぞれ下記トピックについて検討します。
1 グローバルな経済危機と犯罪学
グローバルな経済危機と社会・国家の構造的変化に、犯罪学はどのように取り組んでいるでしょうか。 この全体会では、犯罪と犯罪予防戦略の両面について、犯罪学自体の状況を検討します。
2 臨床犯罪学のフロンティア
社会構造・国家構造の変化とも関連した犯罪状況の変化は、臨床犯罪学にも新たな課題を提起せずにはおかないでしょう。この全体会では、 心理学、福祉学、教育学、医学などの領域からのアプローチにより、臨床犯罪学のフロンティアを検討します。
3 企業犯罪・ビジネス犯罪
グローバルな経済危機は企業犯罪・ビジネス犯罪の原因であると同時にその結果でもあるのではないでしょうか。この全体会では、市場における不正な価格操作や詐欺といった企業犯罪・ビジネス犯罪を、今日の状況に照らして、犯罪学の新たな視点から検討します
4 国家モデルと犯罪予防戦略
世界各国の国家モデルは、福祉国家、新自由主義国家、ポスト新自由主義国家などを含めて、多様に存在します。国家と市民社会の関係も、国家モデルによって異なるでしょ う。この全体会では、それらの国家モデルと犯罪予防戦略との間にどのような関係が存在するかを検討します。
上記のテーマ・トピック以外のセッション、ペーパー、ポスターの申し込みも犯罪学関連であれば受け付けます。
