『犯罪社会学研究』31号の主な内容
『犯罪社会学研究』第31号が、2006年10月に発刊されました。主な内容は以下の通りです。なお、『犯罪社会学研究』の最新号及びバックナンバーは、非会員の方もご購入いただけます。詳しくは、『犯罪社会学研究』の購入方法をご覧ください。
●課題研究 リスク社会と犯罪
はしがき――犯罪学におけるリスク社会論(伊藤康一郎)
生活安全条例――「リスク」と「監視」の意義に関する一考察(安達光治)
リスク社会における児童虐待――心理と保険数理のハイブリッド統治(上野加代子)
新しいリスクとしての犯罪――犯罪予防と警戒原則(小西由浩)
Paedophiles, Panics, and Protests: Understanding Penal Populism(Andy Williams)
理性と感情――リスク社会化と厳罰化の交差(伊藤康一郎)
●自由論文
ドラッグ問題に対するリスク社会論的考察――ハーム・リダクション政策の権力構造を焦点として(本田宏治)
日本の人口変動と犯罪――1950〜2000年(松本良夫)
●研究ノート
1986年生まれコホートの非行経歴――Q県における非行記録にもとづく検討(岡邊健・原田豊)
フィンランドにおける性犯罪対策――刑法改正と性犯罪受刑者処遇(齋藤実)
●犯罪研究動向
5年後見直しと少年法研究(正木祐史)
死刑をめぐる内外の動き――事実に基づく死刑政策(石塚伸一)
戻る