『犯罪社会学研究』第37号について
『犯罪社会学研究』第37号が、2012年10月に発刊されました。内容は以下の通りです。なお、『犯罪社会学研究』の最新号及びバックナンバーは、非会員の方もご購入いただけます。詳しくは、『犯罪社会学研究』の購入方法をご覧ください。
●課題研究 刑罰としての拘禁の意味を問い返す
はしがき―刑務所研究の現在と『監獄の誕生』後の刑罰論―(赤池一将)
「長い近世」イギリスにおける刑罰の複数性(栗田和典)
刑法学は、なぜ、刑務所を語らなくなったか(内田博文)
刑務所収容の心象―長期刑刑務所の例から―(新海浩之)
自由刑執行の場所としての刑務所の展開―(横山実)
刑務所―困難な政治的課題の輝かしき履歴―(ピエール・ラスクーム)
刑務所は、野蛮を脱したのか?―ネオ・リベラル矯正主義の登場―(ジル・シャントレーヌ)
●自由論文
少年犯罪と精神疾患の関係の語られ方―戦後の新聞報道の分析を通じて―(赤羽由起夫)
都道府県公安委員会に対する苦情申出制度について―「警察に対する国民の信頼の改善方策」の観点からの一考察―(小林良樹)
●犯罪研究動向
国際犯罪学会第16回世界大会を振り返って(横山実)
性犯罪者処遇の動向(小長井賀與)
アメリカ犯罪学会2011年次大会に参加して(原田豊)
●書評
浜井浩一 著 『実証的刑事政策論』(武内謙治)
本田宏治 著 『ドラッグと刑罰なき統制―不可視化する犯罪の社会学』(石塚伸一)
既刊号の特集・課題研究テーマ 一覧
既刊号の目次 一覧
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