日本犯罪社会学会 Japanese Association of Sociological CriminologyJASC

機関誌『犯罪社会学研究』

『犯罪社会学研究』第43号について

『犯罪社会学研究』第43号が、2018年10月に発刊されております。内容は以下の通りです。なお、『犯罪社会学研究』の最新号及びバックナンバーは、非会員の方もご購入いただけます。詳しくは、『犯罪社会学研究』の購入方法をご覧ください。


T 課題研究 超高齢社会における犯罪対策の基軸高齢者による万引きを中心に

 はじめに ――超高齢社会における犯罪対策の基軸――(齊藤 知範)

 社会経済状況の変化と高齢者万引き・万引き高齢者(矢島 正見)

 一般緊張理論の観点から見た高齢者犯罪
 ――東京都における高齢者の万引きの研究――(齊藤 知範)

 万引きの被疑者に対するセレクティブ・サンクション
 ――文化的側面と保安警備業務に着目した考察――(田中 智仁)

 高齢犯罪者対策と法的対応のあり方(星 周一郎)



U 自由論文

 物語装置としての更生保護施設
 ――困難を契機とした<変容の物語>の再構成――(仲野 由佳理)

 近隣の秩序違反、住民の凝集性および近隣防犯活動が住民の被害リスク認知および犯罪不安に与える影響
 ――マルチレベル分析による文脈効果の検討――(島田 貴仁・大山 智也)

 出所後の成人の性的再犯に影響する要因の検討
 ――公的記録を用いた生存分析からの考察――(齊藤 知範・山根 由子)



V 研究ノート

 QRコード対応「危険なできごとカルテ」による子ども対象犯罪の前兆的事案調査法の開発
 (原田 豊・三宅 康一・松下 靖・大川 裕章)



●犯罪研究動向

 薬物政策の新動向
 ――規制を用いた統制から「その人らしく生きる」ことを支える政策へ――(丸山 泰弘)

 多民族国家における平和の構築
 ――過激化する若者を抱える西欧の苦悩と対策――(小長井 賀與)



●書評

 朴 元奎 著『比較犯罪学研究序説』(河合 幹雄)

 竹原 幸太 著『失敗してもいいんだよ――子ども文化と少年司法』(中島 宏)

 太田 達也 著『仮釈放の理論――矯正・保護の連携と再犯防止』(久保 貴)

 

既刊号の特集・課題研究テーマ 一覧

既刊号の目次 一覧

第42号の主な内容

第41号の主な内容

第40号の主な内容

第39号の主な内容

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第37号の主な内容

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